• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2009 Fiscal Year Annual Research Report

顎顔面領域慢性疼痛時のギャップ結合の役割

Research Project

Project/Area Number 21890162
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)

Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

高橋 拡史  Hiroshima University, 病院, 歯科診療医 (30551048)

Keywords慢性疼痛 / 星状膠細胞 / 小膠細胞
Research Abstract

1. 関連痛モテルの検証
眼窩下神経をピンセットで挫滅した実験群ラットに対して、Watanabeら(2005)の方法に準じて疼痛逃避行動テストを実施した。上下口唇、咬筋上皮についてVon Frey(細いナイロンの毛が装着してある)を押し当て、ラットが頭部を振り逃避行動を示せば疼痛を知覚したと判断する。経時的に慢性疼痛の発現部位を詳細に検索した。
2. 三叉神経脊髄路核における神経膠細胞免疫染色
神経因性疼痛痛実験モデルについて、星状膠細胞のマーヵーであるGFAP、小膠細胞のマーカーであるCD11を用いて免疫染色を行い、神経膠細胞の活性化について経時的に確認した。
3. コネクシン発現の検討
・コネクソンの遺伝子・蛋白発現解析
別のラットを用いて、同様に神経因性疼痛痛実験モデルを作製した。経時的にそれぞれラットを断頭してすばやく三叉神経節、脳幹(三叉神経脊髄路核を含む)を取り出した。摘出した組織はドライアイスで凍結して、-80℃にで保存した。対照群のサンプルも同時に検索した。客凍結試料からRNAを抽出し、プライマーとDNAプローブを用いて、RT-PCR、リアルタイムPCRを行い、各コネクシンの遺伝子発現解析を網羅的に行った。別の凍結試料から蛋白を抽出し、ウェスタンブロットを用いて各コネクシン蛋白の検知・定量化を行った。
・三叉神経脊髄路核におけるコネクソン免疫染色
増加が認められたコネクソンについて、星状膠細胞と小膠細胞における局在を、免疫蛍光二重染色、免疫電顕により確認した。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi