2022 Fiscal Year Annual Research Report
Synthesis of material library of 1-Dimensional hetero structures
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21F21055
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
丸山 茂夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90209700)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ZHENG YONGJIA 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2021-04-28 – 2023-03-31
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Keywords | 1次元ヘテロ構造 / 径方向・軸方向ヘテロ構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
2年目には、さらに一歩進めて1次元ヘテロ構造の概念を広げた。まず、SWCNT-BNNT-WS2ヘテロ構造において、最外層としてチューブ状のタングステンジサルファイド(WS2)が実現された。さらに、このWS2は、前述のチューブ状のMoS2と軸方向に結合させることができ、1次元MoS2 - WS2軸方向接合を形成することができた。このようなナノチューブ構造は、径方向および軸方向の両方で異なるものであり、全体の構造は幅5nmに制限されていた。1次元MoS2 - WS2軸方向接合のほか、1次元MoS2 - WS2合金ナノチューブも最外層として実現することができた。この「ダブルヘテロ」構造は、現在の1次元ヘテロ構造の知識を拡張するだけでなく、次世代の電子デバイスや光電子デバイスとして新たに開発された1次元ヘテロ構造の研究への基盤を築いている。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] One-dimensional van der Waals (hetero)2structure2023
Author(s)
Yongjia Zheng, Wanyu Dai, Akihito Kumamoto, Yuta Sato, Keigo Otsuka, Qiang Zhang, Esko I. Kauppinen, Yuichi Ikuhara, Kazu Suenaga,Shigeo Maruyama, Rong Xiang
Organizer
第64回 フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム
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[Presentation] Experimental realization of the WS2-based 1D vdW heterostructure2022
Author(s)
Yongjia Zheng, Wanyu Dai, Akihito Kumamoto, Jenichi Clairvaux Felizco, Yuta Sato, Kazu Suenaga, Keigo Otsuka, Qiang Zhang, Anton Anisimov, Esko I. Kauppinen, Rong Xiang, Shigeo Maruyama
Organizer
第63回 フラーレン・ナノチューブ・グラフェン総合シンポジウム