2021 Fiscal Year Annual Research Report
Chemical engineering of the cell- and organelle-surface for biomedical applications
Project/Area Number |
21F31701
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
浜地 格 京都大学, 工学研究科, 教授 (90202259)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
RAABE MARCO 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2021-07-28 – 2024-03-31
|
Keywords | 細胞膜 / オルガネラ膜 / 化学修飾 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、未だ有効なアプローチが極めて限られている非遺伝子工学的な方法によって、生きた細胞を意図した通りに修飾する戦略の構築を目指している。本年度は、まず、細胞表層や細胞内の特定オルガネラ膜に焦点を当て、様々な蛍光性分子でプラズマ膜だけでなく内膜系であるミトコンドリアやゴルジ体の膜を修飾し、得られた半合成生細胞のその後の挙動を共焦点顕微鏡観察によって解析することを試みた。その結果、脂質の一種であるフォスファチジルコリンに代謝導入によってクリック反応基を修飾した後に、オルガネラ選択的に蛍光団をbioorthogonal化学によってラベル化する方法によって、細胞内膜の挙動が生きたままの状態で、詳細に調べられそうな手応えを得た。またこれ以外のオルガネラ膜修飾手法をいくつか試行錯誤しているところである。
|
Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Research Products
(1 results)