2023 Fiscal Year Annual Research Report
A comparative research on mobilities, representations and social relationships among migrant workers under the Pandemic
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21H00646
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
長坂 格 広島大学, 人間社会科学研究科(総), 教授 (60314449)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小ヶ谷 千穂 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00401688)
大野 恵理 獨協大学, 外国語学部, 専任講師 (40820022)
飯田 悠哉 愛媛大学, 農学研究科, 研究員 (50964342)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | パンデミック / 移住 / フィリピン / エッセンシャルワーク / 移住ケア労働者 / 移住農業労働者 / 移住家事労働者 |
Outline of Annual Research Achievements |
年度を通して、メンバーは、必要に応じて補充調査を行い、昨年度までの調査結果をまとめた。その結果の一部は、ベルギーのブリュッセル自由大学で2023年10月13日に開催された、COVID-19 Pandemic Experiences of Filipino Migrant Workers with Common Roots but Different Routesで発表された。代表者である長坂による“Migrant Workers under the Pandemic"というイントロダクションに続いて、ベルギー、フランス、イギリス、オランダ、カナダ、日本において、家事労働者、ケア労働者、製造業工場労働者、接客業労働者、農業労働者などとして就労するフィリピン系移住者のパンデミック経験についての7本の論考が口頭発表され、フランスとベルギーから招へいした3名のディスカッサントからコメントを得た。このワークショップで口頭発表された論文は、コメントを踏まえた改稿を経て、最終報告論文として2023年度中に代表者に提出された。現在、それら論文の公刊に向けて準備中である。 また、2023年4月には、フィリピンのScalabrini Migration Centerとの共催で、トロント・メトロポリタン大学のA.Triandaffylidou氏を招へいし、What Migration Governanec for a Post-Pandemic World?と題するウェビナーを開催した。代表者である長坂のイントロダクションに続いてなされた、パンデミック下の公的機関や移住者の諸対応を踏まえ、将来の移住ガバナンスについて論じた講演には、29名がオンライン参加した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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