2023 Fiscal Year Annual Research Report
Empirical studies on high-tech start-ups: The roles of venture capital and public support
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21H00719
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
加藤 雅俊 関西学院大学, 経済学部, 教授 (80507707)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本庄 裕司 中央大学, 商学部, 教授 (00328030)
ALEXANDER・JEAN・LuC COAD 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (40880480)
原 泰史 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (70774644)
高橋 秀徳 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (90771668)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | スタートアップ / 創業チーム / イノベーション / ベンチャー・キャピタル / 企業成長 / 資金調達 / 創業支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
当研究課題においては、日本のハイテクスタートアップ企業を対象に、「日本の新規開業企業に関する実態調査」と題するアンケート調査を実施して研究を進めてきた。特に、創業時の資金調達や創業チームの結成に関する質問項目を通して、一般には入手できない情報を多く収集することができた。これにより、創業時の条件が創業後のパフォーマンスにどのような影響を与えるのかについて明らかにしようとしてきた。研究成果として、上記のアンケート調査に基づいた実証研究を行い、「企業設立時の創業チーム内の株式分割におけるジェンダー格差」および「スタートアップのIPOおよびM&Aの意思・計画の決定要因」を国際学術誌に投稿した。すでに2つ目の研究はJournal of Small Business Managent誌に掲載が決定している。 また、当調査を用いて、もう1本の論文(「創業者の人的資本と資金調達の関係におけるユーザー経験の役割」)を投稿する準備を行なっている。
また、ベンチャーキャピタル(VC)からの投資に関するデータの収集などを通して、VC(コーポレートVCや政府系VCを含む)からの投資を受けることでスタートアップが成長を実現するのかについて明らかにした。この論文は、ベンチャー・キャピタル(VC)からの投資のデータを用いて、独立系VCやコーポレートVC(CVC)などの投資家タイプの違うによって、VCからの調達のスタートアップのパフォーマンスに与える効果がどのように異なるのかについて実証的に明らかにした。すでに国際学術誌へ投稿している。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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