2021 Fiscal Year Annual Research Report
AIを活用した教学IRの自動化の実装と可能性の検証
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21H00878
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
川嶋 太津夫 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 特任教授(常勤) (20177679)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
和嶋 雄一郎 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 准教授 (20572093)
井ノ上 憲司 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 特任講師(常勤) (70542033)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 大学改革 / 教学IR / AI / データベース |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、AI(人工知能)を活用して、我が国の大学で急速に導入されている教学IRの業務の効率化を図れるかどうかの検証を目的としている。 初年度の令和3年度には、まずIR活動で先行しているアメリカ合衆国の大学、UC Berkeley,IUPUIなどの調査及び関連学会、例えば、AIR Forum,AACU GEPAなどに参加し情報収集すること。加えて、国内においては、すでに教学IR業務で実績を上げていると思われる山形大学、東北大学、東京工業大学などの担当者にあらかじめ開設したウェブアンケートに回答してもらうとともに、その回答をもとに、実際に訪問してさらに調査を行うこと。 また、AI活用の可能性を検証するための教学に関するダミーデータの構築などを行うこととしていた。 しかし、2020年3月頃より断続的に我が国を襲った、新型コロナ感染症拡大のため、上記の海外、国内出張を断念し、翌令和4年度に予算を繰越し、事業を実施することとなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
「研究実績の概要」に記載したように、新型コロナ感染症のために、計画していた海外や国内での調査どころか、大学での研究もままならず、文献調査のみが可能であった。
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Strategy for Future Research Activity |
既に述べたように令和3年度は新型コロナの世界的な流行にわが国も見舞われてために、令和3年度の主要な活動を令和4年度及び令和5年度に順次繰り下げて行うこととなった。
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