2023 Fiscal Year Annual Research Report
地域との協働による包括的な万引き防止教育プログラムの開発と効果の検証
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21H00950
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
大久保 智生 香川大学, 教育学部, 准教授 (30432777)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 真功 関西学院大学, 教職教育研究センター, 教授 (00401795)
白松 賢 愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (10299331)
吉井 匡 香川大学, 法学部, 教授 (20581507)
石岡 良子 大阪大学, 大学院人間科学研究科, 招へい研究員 (30710032)
皿谷 陽子 人間環境大学, 心理学部, 助教 (50739761)
岡田 涼 香川大学, 教育学部, 准教授 (70581817)
金澤 潤一郎 北海道医療大学, 心理科学部, 准教授 (80632489)
徳岡 大 人間環境大学, 総合心理学部, 講師 (80780642)
岸 俊行 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 教授 (10454084)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 万引き防止 / 予防教育 / 店員教育 / 再犯防止教育 / 中学生 / 店舗責任者 / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、これまで独立して研究されてきた万引きの予防、万引きへの対応、万引きからの更生という一連のプロセスにおける地域との協働に焦点を当て、包括的な万引き防止教育プログラムの開発を行うことである。2023年度は、(1)万引きの予防に関する研究、(2)万引きへの対応に関する研究、(3)万引きからの更生に関する研究のそれぞれにおいて、研究を推進した。(1)万引きの予防に関する研究では、中学生を対象としたアンケート調査の分析を行った。家族関係と友人関係が自己統制を介して中学生の万引きへの意識に影響を及ぼすという分析結果を中学生向け教育プログラムの基礎資料とし、中学生向け教育プログラムの開発を行った。さらに、中学校で万引き防止に関する授業を実践し、その効果検証を行った。(2)万引きへの対応に関する研究では、店舗責任者を対象としたアンケート調査の分析を行った。職場風土が店舗責任者の防犯意識とホスピタリティ、防犯行動に及ぼすという分析結果を店舗責任者向けの教育プログラムの基礎資料とし、店舗責任者向けの教育プログラムを開発し、店舗責任者向けマニュアルを作成した。さらに、店舗で店舗責任者向けマニュアルを用いて、店舗責任者向けの防犯教育の実践を行った。(3)万引きからの更生に関する研究では、再犯防止プログラムの開発を行った。これまでに作成したWEB上で視聴可能な青少年向けプログラムと成人向けプログラムのコンテンツを修正し、さらに、これまでの研究成果に基づいて全米万引き防止協会が作成していない高齢者向けプログラムのコンテンツを独自に作成した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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