2023 Fiscal Year Annual Research Report
Development of planning model that responds to the growth, change and technological innovation of medical facilities
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21H01507
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
竹宮 健司 東京都立大学, 都市環境科学研究科, 教授 (70295476)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 玲奈 北海道大学, 保健科学研究院, 客員研究員 (10431313)
石橋 達勇 北海学園大学, 工学部, 教授 (50337094)
小菅 瑠香 芝浦工業大学, 建築学部, 准教授 (50584471)
小林 健一 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (80360692)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 医療施設 / 成長と変化 / 計画研究 / 医療機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
医療施設は,日々進歩し続ける医療技術や医療制度をはじめとする社会状況の変化への対応が求められている. 本研究は,医療施設に求められてきた「成長と変化」に対応するこれまでの手法を明らかにすると共に,近未来の技術革新に対応した医療施設 計画モデルを構築することを目的とする.本年度は,上記の目的に即して,以下の3つの視点から検討を行った. 1)2022年度に実施した,チーム医療に対応した施設計画がなされている医療施設に関するアンケート調査結果をもとに,管理部門内におけるチーム医療のためのスペース,ならびに病棟部門内に設置されたスタッフ共用スペースの利用状況を把握するための訪問ヒアリング調査を行った. 2)技術革新による,医療施設の各部門構成および建築計画への影響を把握するため,搬送用ロボットを導入している医療施設を対象とした訪問ヒアリング調査を行った.さらに,自律型搬送ロボットの開発者,同ロボットの導入を前提とした医療施設の設計を行った設計者,同ロボットの導入による看護業務の改善を行った医療施設の看護管理者からの報告をもとに今後の医療施設計画について議論する公開研究会を2023年11月に実施した. 3)医療施設の研究と実際の計画・設計に精力的に取り組んできた研究者を対象にした聞き取り調査を行い,医療施設に関する計画研究(問題設定や研究手法)ならびに計画設計活動の内容等を詳細に把握した.これらの調査結果を題材として,これまでの医療施設の計画研究・設計と今後の展望について議論する公開研究会を2024年3月に実施した.
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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