2023 Fiscal Year Annual Research Report
アキラル構造からなる光角運動量ソーターの多空間同時光計測による研究
Project/Area Number |
21H01782
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
三宮 工 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (60610152)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 稔 神戸大学, 工学研究科, 教授 (00273798)
斉藤 光 九州大学, 先導物質化学研究所, 准教授 (50735587)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 透過電子顕微鏡 / ナノフォトニクス / カソードルミネセンス |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、計測システムの改良として、偏光度の評価が可能なように解析ソフトウェアを更新し、角度分解計測と合わせて、この偏向度の解析により、高分解のマッピングにおいても円偏光解析が可能なように、ドリフト補正の機能・角度分解マップの修正などを行った。 また、応用計測としては、前年度に引き続き、複数の球体からなる構造における円偏光アンテナの解析を実施した。すでに2球、3球からなる誘電体アンテナからの円偏光の解析を実施した。半解析的なシミュレーション方法であるmultiple elastic scattering multipole expansions (MESME)法およびmultiple multipole expansion(MMP)法を用いて特定の双極子モードの寄与を抜き出し、モード間のカップリングを解析することで円偏光生成メカニズムを明らかにした。 また、ジグザグ鎖のアンテナ構造はそれ自身でトポロジカルな特性をもつため、5球以上のジグザグ鎖からなるアンテナ構造のトポロジカルな性質の計測を行った。いわゆるSu-Schrieffer-Heeger(SSH)モデルで説明できるエッジモードの可視化に成功した。長いジグザグ鎖からは分散関係の取得にも成功した。 また、前年度に実施した、ウイスパリングギャラリーモードを有する単一球アンテナついて、そのモード波長のシフトから電子顕微鏡内のサンプルの温度計測を行った。レーザー照射や電子線照射による温度上昇の計測を、熱電対など間接的な計測でなく、直接的な物質の温度計測を可能とした。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(18 results)