2023 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of personalized medicine for the dramatic improvement in the prognosis of pancreatic cancer patients
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21H03000
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
江口 英利 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90542118)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石井 秀始 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教授 (10280736)
小林 省吾 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (30452436)
野田 剛広 大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (50528594)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | microRNA / 膵癌 / 抗癌剤感受性 / 放射線感受性 |
Outline of Annual Research Achievements |
Gemcitabineベースの術前治療を施行した膵癌症例86例を対象とし、術前治療前後のCA19-9の減少率によって、効果良好群と効果不良群の2群に分類した。Discovery cohortでは、術前治療前に採取した末梢血エクソソームからmiRNAを抽出し、miRNAマイクロアレイと機械学習を用いて治療効果に関連するmiRNAを同定し、single-modelとmulti-modelを用いた治療効果予測モデルを構築した。治療効果に関連するmiRNAは効果良好群では6種、効果不良群では3種で予測可能であった。これらのmiRNAを組み合わせたmulti-modelの治療効果予測ROCのAUC値は効果良好群・効果不良群それぞれでsingle-modelのAUC値よりも良好であった。さらにValidation cohortにおいても、multi-modelのAUC値はsingle-modelよりも向上した。 次に、術前化学放射線治療施行後に治癒切除を施行した10症例の術前治療前の末梢血エクソソームを対象とし、マイクロアレイにてmiRNA発現プロファイルを網羅的に評価し、放射線治療感受性にかかわる候補miRNAを抽出した。放射線治療感受性にかかわると考えられる候補miRNAを膵癌細胞株に過剰発現させ、mRNAを抽出の上でGSEAにて解析を行い、どのような経路が活性化されているかを同定した。放射線治療感受性にかかわる候補miRNAを膵癌細胞株(PSN-1、Panc-1)に過剰発現させ、放射線照射を加えると放射線耐性の増強を認めた。 本研究を通じて、末梢血のエクソソーム中のmiRNAを抽出し解析することにより、抗癌剤治療の治療効果を予測できるシステムが構築できる可能性を示し、また放射線治療の効果を増強するシステムが構築できる可能性を示した。
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Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] miRNA-6855-5pはEMTを誘導し,膵癌の放射線耐性を増悪する2023
Author(s)
植田 大樹, 高橋 秀典, 小林 省吾, 佐々木 一樹, 岩上 佳史, 山田 大作, 富丸 慶人, 野田 剛広, 土岐 祐一郎, 江口 英利
Organizer
第82回日本癌学会総会
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