2023 Fiscal Year Annual Research Report
微分幾何学と計算言語学に基づくデザイン言語学の構築
Project/Area Number |
21H03765
|
Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
金谷 一朗 長崎大学, 情報データ科学部, 教授 (50314555)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 景子 東京電機大学, システム デザイン 工学部, 准教授 (10585756)
飛谷 謙介 長崎県立大学, 情報システム学部, 准教授 (50597333)
有田 大作 長崎県立大学, 情報システム学部, 教授 (70304756)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | デザイン / 幾何学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究提案は,微分幾何学と計算言語学に基づくデザイン言語学の構築を目的とする。本研究提案者らはデザインにおける形態(form)を一種の言語と考え,語彙(lexicon)をつなぎ合わせる文法(syntax)や,文法によって生じる意味(semantics)の事例を蓄積し,その解析を行う。ここにデザインの語彙とは,形態における一連の特徴を持った部分であり,具体的には連続的な微分幾何学的特徴量を持つ形状である。本研究提案者らの従来研究により,デザインの語彙の収集方法は十分に確立している。デザインの文法とは,語彙をつなぎ合わせる形式のことであり,従来は経験的,非言語的に探求,継承が行われてきた人間の知的活動の一種である。例えばデザインが共同作業となる場合は,視覚言語や,デザイン原器と呼ばれる特別な形態を共有することが文法の統一につながることが経験的に知られている。本研究提案はここに機械学習を含む計算言語学の知見を応用し,デザインの文法を数学モデル化したものである。併せて,デザイナに対する造形時の調査を実施し,デザインの文法と,デザインに込められたメッセージ(意味)との対応を求め,新たなデザイン言語学の礎とした。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|