2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
西アフリカ・サヘル地域の環境修復による地域住民の生業支援と平和貢献モデルの構築
Project/Area Number |
21H04377
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
大山 修一 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00322347)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 将也 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 助教 (00823147)
近藤 史 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (20512239)
阪本 拓人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (40456182)
中澤 芽衣 摂南大学, 現代社会学部, 助教 (40845731)
中野 智子 中央大学, 経済学部, 教授 (70295468)
桐越 仁美 国士舘大学, 文学部, 講師 (70793157)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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Summary of the Research Project |
西アフリカ・サヘル地帯の荒廃地緑化・修復によってつくられた牧畜森林の多様な生態機能の分析ならびに地域住民の内発的な環境保全と生活・生業の両立、さらには民族紛争やテロの適切な評価、分析、実践を通じてシミュレーションによる紛争・テロ発生の予測を可能にする平和貢献モデルの構築を目指す研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
厳しい環境のサヘル地帯での実態調査自体に、21世紀の世界で非常に重要な課題であるアフリカの発展問題に具体的に貢献する学術的意義を有している。特に、住民の内発的な環境保全による生態系の回復と牧畜森林の創出は人口爆発による土地不足、飢餓・貧困、民族紛争・テロという負の連鎖スパイラルの転換を実現する研究として期待される。
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