Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
社会実装への期待が高いサイバーフィジカルシステムでは、センサーで収集した現象のモデル化部分と、現実世界に当てはめるアプリケーション開発部分とが相互依存しているため、開発が非効率となっている。本研究では、両部分に中間層を組み込み、エッジ処理の前者とクラウド処理の後者とを分離可能とすることで、システム構築の高速化を目的としている。
サイバーフィジカルシステムの高速化によりスマート社会の構築を目指しており、社会的意義が高い内容である。中間層を組み入れることで高速化を実現する着想に新規性が認められる。参画企業と連携し社会実装までを組み込む連続性のある計画であり、アルゴリズム品質による検証などにも、超スマート社会普及へ貢献する姿勢が感じられる。