2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
単一細胞エンドスコピック増強ラマンによる薬剤の相分離局在化解明と創薬への応用
Project/Area Number |
21H04634
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 28:Nano/micro science and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
雲林院 宏 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (40519352)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松崎 典弥 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (00419467)
金蔵 孝介 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (10508568)
猪瀬 朋子 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (10772296)
笠井 均 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (30312680)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
未だその素性が明らかになっていない脂質膜を持たない組織であるオルガネラ(MLO)に注目し、応募者らが独自的に開発した単一細胞エンドスコピックSERS技術を用いることで、その分子間相互作用などを解明する研究である。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
先端ナノ分光技術を、生体分子の観察のみならず薬理活性の分子分光分析に応用するのは、独創性が高く、関連分野への発展性が大いに期待できる。実際に臨床でも用いられる抗がん剤分子を利用した研究計画は、開発された技術が将来的に臨床治験に直結できると期待できる。この技術が成功すれば、抗がん剤治療の効果が検証できる新しい可能性を開くと考えられ、社会への波及効果が非常に高いと思われる。
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