Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
神経疾患モデルマーモセットの行動・運動解析を「誰でも」行えるようにするために、自動行動解析システムの構築を目的とした研究である。多頭飼育しているマーモセットの、自由行動下での多様な運動・行動を解析可能なケージ型自動解析装置の構築と、得られたデータをデータベース化することを目指す。
遺伝子改変したマーモセットの行動・運動解析は、これまで専門家による長期にわたる解析が必要であったが、それが誰にでも行えるようになることにより、パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症といった難治性神経疾患の治療薬や治療法の開発につながることが期待される。