2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
悪性リンパ腫における遺伝子異常を基盤とした発症機構・分子病態の統合的解明
Project/Area Number |
21H04809
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 50:Oncology and related fields
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
片岡 圭亮 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (90631383)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木暮 泰寛 国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, 研究員 (40782389)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2022-03-31
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Summary of the Research Project |
これまでの研究により難治性リンパ腫の遺伝子異常を同定してきたが、本研究により、これらの疾患動物モデルの解析等を行う。PD-L1 の分子機能異常の解明、CRISPRスクリーニングによる遺伝子異常や発現制御機構の解明、単一細胞解析による微小環境の解明、ヒト検体由来データを用いた解析等を実施する。これらの解析を通じて、遺伝子異常を基盤とした発症機構・分子病態を統合的に解明し、リンパ腫の治療戦略改善のための基盤とする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究は、これまでの応募者のリンパ腫の遺伝子異常に関する発見に関して、マウスモデルや先端的なCRIPSRスクリーニングを行い統合を試みる研究であるが、研究の独自性は高く、応募者は研究計画に対する十分な遂行能力を有すると考えられる。従って、本研究の成果はリンパ腫の病態解明に大きく貢献すると期待される。
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