Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
本研究は、応募者がこれまで進めてきた腸内細菌代謝産物と宿主エネルギー代謝相関を研究対象として、短鎖脂肪酸受容体を介した包括的エネルギー代謝ネットワークの全容を神経系や免疫系を含めて網羅的に解明しようとする計画である。応募者が中心となって進めている独自研究を発展させる研究計画であり、独創性・創造性が高い。
栄養環境の変化を認識する短鎖脂肪酸受容体を介した神経・免疫・代謝制御に焦点あて、食と腸内細菌代謝産物他、短鎖脂肪酸やその受容体を標的とし、プロ・プレバイオティクス、創薬応用など新しい視点からの生活習慣病の予防や治療への発展が期待でき、その波及効果は極めて大きい。