2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
IoT応用向け高速かつ超低消費電力でダイ・ハードなロジックLSI基盤技術の開発
Project/Area Number |
21H04868
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 60:Information science, computer engineering, and related fields
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
羽生 貴弘 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (40192702)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
夏井 雅典 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (10402661)
今井 雅 弘前大学, 理工学研究科, 教授 (70323665)
米田 友洋 国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (30182851)
|
Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
|
Summary of the Research Project |
LSIの製造ばらつきに対して頑健な回路技術の基盤を開発する。不揮発性記憶素子をCMOS回路上に搭載し、回路動作点を自律的かつ動的に調整可能な機能を持たせる。これにより、性能ばらつきに対する正常動作を補償し、回路の高速性、低電力性、高信頼性を同時に実現する。
|
Scientific Significance and Expected Research Achievements |
半導体デバイスの微細化に伴い、トランジスタ性能の製造ばらつきは不可避である。また、IoT応用においては、実世界環境への適応も重要である。本研究はこれらの問題に応えるものであり、社会的な意義が大きい。不揮発性回路等を組み合わせることにより、正常動作点を自律的に調整するアイデアは先進的である。現在までに予備的な成果を挙げており、一定の成果が期待できる。
|