2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
対流圏オゾンホールと海洋大気ヨウ素化学:西太平洋低緯度域の重点解析と全球知見統合
Project/Area Number |
21H04933
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 63:Environmental analyses and evaluation and related fields
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Research Institution | Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology |
Principal Investigator |
金谷 有剛 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(地球表層システム研究センター), センター長 (60344305)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹田 一彦 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 教授 (00236465)
関谷 高志 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(地球表層システム研究センター), 研究員 (00781460)
高島 久洋 福岡大学, 理学部, 教授 (20469620)
竹谷 文一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(地球表層システム研究センター), グループリーダー代理 (50377785)
岩本 洋子 広島大学, 統合生命科学研究科(総), 准教授 (60599645)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
対流圏オゾンは海洋起源物質が関わるヨウ素化学反応により、消失項が2割以上増加する可能性が指摘されている。本研究は「みらい」とその装備を用いて、西部太平洋での海洋・大気総合観測を行い、海洋からのヨウ素揮発メカニズムを特定してモデル化し、オゾン収支に与える影響を定量化することを目的とする。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
ハロゲン化合物の多相反応は、対流圏オゾン濃度、HOxサイクルを理解するうえで重要である。海水温と海洋表層のヨウ化物イオン濃度との関係も注目される。ラジカルのリモートセンシングも重要な技術となる。海外の研究者による大西洋やインド洋での知見を集約することで全球大気モデリングに結びつける点も評価できる。
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