2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
人新世の新しいサンゴ礁保全:浅場-深場間の鉛直群集構造、機能と将来予測
Project/Area Number |
21H04943
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 64:Environmental conservation measure and related fields
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
波利井 佐紀 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 准教授 (30334535)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 仁奈 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (00617251)
熊谷 直喜 国立研究開発法人国立環境研究所, 気候変動適応センター, 主任研究員 (00714221)
山野 博哉 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物多様性領域, 領域長 (60332243)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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Summary of the Research Project |
本研究は、人新世においてサンゴ礁が急激に衰退する中で、「海洋の水平方向だけでなく鉛直方向にもレフュジア(避難地)が存在し、サンゴが生き残る可能性がある」との仮説を立て、サンゴのレフュジアを特定しその機能を評価することを目的としている。具体的には、現地観測、野外移植、室内実験、ゲノム解析、統計モデルにより、サンゴ群集の鉛直構造の将来変化を予測する。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
「サンゴが生き残りのため垂直方向の生息域を変えているか」という明確な学術的「問い」となっており、学術的独自性に富んでいる。研究内容、研究グループの関係性、年度毎スケジュールも明確に記載されており、十分な実効性が期待できる。研究代表者、研究分担者はそれぞれの専門において、十分な研究遂行能力を有しており、研究環境も整っている。
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