2021 Fiscal Year Comments on the Screening Results
免疫療法と指向性ナノ構造化抗癌剤キャリアを統合した集学的癌治療法の開発
Project/Area Number |
21H04965
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
伊藤 嘉浩 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (40192497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上田 一樹 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (10615040)
鵜澤 尊規 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (60554376)
松川 昭博 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (90264283)
秋元 淳 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 研究員 (80649682)
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Project Period (FY) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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Summary of the Research Project |
応募者は、従来活性が不十分の低分子阻害剤を高分子化したり、ナノ粒子に固定化することで高活性化できることを明らかにし、一方で、デリバリー用キャリアの形状を高アスペクト比で内部空洞型にすることに成功した。本研究は、この二つのアプローチを拡張し融合するとともに、これまで明らかにしてきた免疫治療法と、副作用の強い抗癌剤を癌細胞に選択的に作用させる化学療法の併用による新しい集学的ながん治療法の確立を目指す。
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究計画調書は癌治療のための免疫チェックポイント阻害剤と応募者らのマテリアルの独自設計による開発を目指した意欲的な研究提案である。これまでの応募者らのハイレベルな業績に基づいた独自なアイデアの提案であり、実用的な免疫チェックポイント分子がターゲットとなっているため、波及効果も大いに期待できる。
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