2021 Fiscal Year Annual Research Report
大量破壊兵器拡散の動的相互作用:理論構築と実証分析
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21J00997
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
日高 薫 東北大学, 法学研究科, 助教
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Project Period (FY) |
2021-04-28 – 2024-03-31
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Keywords | 安全保障 / 国際関係論 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、大量破壊兵器(核兵器、化学兵器、生物兵器)の拡散の「順序」に着目した動態的な理論構築と実証分析を目的としたものである。具体的には、大量破壊兵器の保有を志向するアクターが、核兵器、生物兵器、化学兵器のうち「どのタイプの大量破壊兵器から手を出すか」が拡散の成否を左右するのではないかという問題意識の下で、軍縮不拡散分野における新たな理論枠組みの提示を試みる。 2021年度は本研究プロジェクトの1年目にあたるが、申請者の就職によりプロジェクト自体の採用期間が1カ月間のみで終了したこと、加えて、その後も立て続けに別の研究機関への就職が決まったことから、年度内に十分な研究活動を行うことが難しかった。しかしながら、理論仮説の精緻化、実証作業のためのデータ収集と整備については、進捗が十分でないながらも研究計画通りに着手することができた。また、その過程で大量破壊兵器の追求国とその拡散を防ごうとする国際社会側との間の戦略的相互作用に関して新たな理論的着想を得たことは、重要な進展と言える。また、受入研究機関における活動中、既に本プロジェクトの申請時点より深めていた関連研究の査読付き国際雑誌への投稿論文がアクセプト(掲載決定)された。さらに、年度を通しての成果としても査読付き国際雑誌に論文が1本アクセプトされたこと、年度末に国際学会での報告を行ったことから、全体として一定程度の成果を残すことはできたと考える。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Research Products
(3 results)