2023 Fiscal Year Annual Research Report
小学校英語における学習者を育てるWashbackとCEFRを参照した指導のあり方
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21K00723
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| Research Institution | Hokusei Gakuen University Junior College |
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Principal Investigator |
白鳥 金吾 北星学園大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (40733689)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志村 昭暢 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60735405)
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| Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| Keywords | 小学校外国語 / 授業分析 / コミュニケーション志向性 / ビリーフ |
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| Outline of Annual Research Achievements |
小学校英語における学習指導と学習評価の方法について調査・研究し、授業者と児童の言語活動や活動時間などの実態を把握・分析した。また、授業者へのインタビューと児童への質問紙調査も実施した。この研究成果をもとに、日本児童英語教育学会（JASTEC）で研究発表を行うとともに、「コミュニケーションを視点とした外国語科授業の改善―授業分析によるリフレクションの効果」をテーマに発表し、研究論文が同学会誌に掲載された。さらに、国際学会（the 25th International Conference and Workshop on TEFL & Applied Linguistics)において、"Assessing an observation tool's effectiveness for reflection among English educators in Japanese elementary schools"をテーマに題して発表し、研究論文が同学会のProceedingsに掲載された。
本論文では、以下の点を明らかにした。日本の私立小学校において外国人教師が担当する5年生と6年生の英語授業における教師の指導歴や信念の影響を調査し、Communicative Orientation of Language Teaching Observation(COLT)、及び授業者への半構造化面接の結果をグラウンデッド・セオリー・アプローチで検証した。その結果、これまでの先行研究と異なり、両授業者の教育的な信念が指導計画や授業実践に反映されていないことが示唆され、さらに二人の過去の指導歴が指導計画に影響を与えている可能性が示唆された。
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