2023 Fiscal Year Research-status Report
古文書・古記録の原本調査および絵画史料の赤外線撮影による中世大名領国像の再構築
Project/Area Number |
21K00878
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Research Institution | Nagoya Gakuin University |
Principal Investigator |
鹿毛 敏夫 名古屋学院大学, 国際文化学部, 教授 (60413853)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 古文書 / 原本調査 / 中世 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、主に民間の旧家や寺社等に保管されている中世の古文書・古記録類に関して、翻刻された活字史料集との異同を確認する原本調査を実施し、また、特に劣化した絵画史料や古文書類を赤外線カメラで撮影して下絵や摩滅で肉眼視できない作成当時の情報の判読に努めるものである。 研究3年目は、九州および四国地域における中世武家文書調査、および、ポルトガルのリスボンとコインブラにおける中世絵画史料調査等を実施した。 また、今年度より研究成果の社会還元にも取り組み、九州での研究会や講演会、フォーラム等で成果の一部を口頭報告したり、新聞等のメディアで成果を公開したりしている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査の時期やスケジュールを臨機応変・柔軟に計画・変更することで、おおむね計画通りに研究活動が進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の最終年度に向けて、成果の取りまとめに力を入れていく。
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Causes of Carryover |
勤務大学での教学管理職就任により、年間の研究分配が予測しづらかったため、若干の次年度使用額が生じたが、年間スケジュールが把握できたため、次年度は計画通りに遂行できる予定である。
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Research Products
(3 results)