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2021 Fiscal Year Research-status Report

墓と被葬者から考察する中世社会

Research Project

Project/Area Number 21K00959
Research InstitutionMeiji University

Principal Investigator

谷畑 美帆  明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (10440174)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 近藤 修  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (40244347)
竹中 正巳  鹿児島女子短期大学, その他部局等, 教授 (70264439)
Project Period (FY) 2021-04-01 – 2024-03-31
Keywords中世 / 被葬者数 / 病変
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、研究対象資料(市杵嶋神社古墓出土人骨)を大学に移動させ、簡易クリーニング及び復元・接合作業を実施した。この作業と並行して、一つの墓壙に埋葬されている被葬者数の検討も実施した。その結果、8割以上の墓壙において複数個体が含まれていることが明らかとなった。
しかし、墓壙の様相がやや不明瞭であるため、複数同時に埋葬されているか、時期の異なる埋葬なのか認識することが難しい状況にある。未成人個体が全体の25%と多く、政治個体においても病的所見が散見される(骨膜炎・骨折・切り傷ほか)。
今年度から復元等の作業を継続しながら四肢骨・頭蓋骨の計測作業を進めていく。昨年度は
研究費をコロナ禍ということもあり、あまり使用していないが、今後必要に応じて使用していくが、成果をまとめるために1年の延長を視野に入れて進めている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

コロナ禍であるため、比較対象資料の調査ができていない。また中心となる資料の復元等ついても当初の目標よりも進捗状況が良くない。

Strategy for Future Research Activity

今年度から復元等の作業を継続しながら四肢骨・頭蓋骨の計測作業を進めていく。昨年度は研究費をコロナ禍ということもあり、あまり使用していないが、今後必要に応じて使用していくが、成果をまとめるために1年の延長を視野に入れて進めている。

Causes of Carryover

コロナ禍のため、当初予定していた研究出張が実施できなかった。学生のアルバイトについても慎重を期したため、資金はあまり使用していないが、研究は思ったように進展していない。

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Published: 2022-12-28  

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