2022 Fiscal Year Research-status Report
Co-creation for stable security systems to enhance trust among labors
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21K01461
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
赤井 研樹 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (20583214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
青木 恵子 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (10546732)
工藤 隆則 摂南大学, 理工学部, 講師 (80736695)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 信頼 |
Outline of Annual Research Achievements |
問1)労働者間信頼を醸成する生産システムでは、信頼がどのような生産システムで醸成するのかをエージェントシミュレーションを用いて検証し、信頼閾値の異なる相手の決定方法(ランダムvs.自主的)×報酬配分(均等vs.比例)=4実験を行い、協力度の差を検定した。 問2)労働者の社会的包摂の対価では、アンケートの素案として、正社員・派遣労働者・失業者に対して、選択型実験法を用いて、社会的包摂への支払意志額を推計するために、選択肢に関して、「正規社員」と「非正規社員」の2つの雇用体系下で、給料・労働時間・昇進の有無・雇用期間・再契約の有無にからなるチョイスセットを作成した。 問3)労働者間信頼を醸成する生産システムの組み合わせでは、製造業者のサーベイを開始し、製造業の生産システムの類型化アンケートの素案を作成した。 問4)労働者間信頼を醸成する社会保障制度の組み合わせでは、成功例と言われるオランダとデンマークに関する文献を収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
分担者とともに概ね計画通りに研究が遂行できている。
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Strategy for Future Research Activity |
問1)労働者間信頼を醸成する生産システムではマルチエージェントシミュレーションの回数を増やす。 問2)労働者の社会的包摂の対価では、社会的包摂への支払意志額を推計・比較する。 問3)労働者間信頼を醸成する生産システムの組み合わせでは、製造業の生産システムの類型化アンケートを実施する。 問4)労働者間信頼を醸成する社会保障制度の組み合わせでは、オランダ・デンマーク・フランスの制度を理論的に分析する。
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Causes of Carryover |
コロナ渦での出張経費の減少および実験経費を翌年以降に繰り越したため。
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