2023 Fiscal Year Research-status Report
Theoretical Analysis of Export and R&D Subsidies as Resolving Trade Conflicts
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21K01471
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
川越 吉孝 京都産業大学, 経済学部, 准教授 (40582193)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 研究開発補助金 / 垂直的市場 / 環境税 / 輸送距離 / 関税 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究開発補助金に関する研究は大幅に進捗し、7月にAustralian Conference if Economistsにて報告を行った。報告によって得られたコメントなどをもとに、英文査読誌に投稿を行った。 投稿した論文は、残念ながら不採択となった。このときに得られたレフェリーからのコメント及び、京都大学で開催された1月には国際経済学セミナー、3月にはMIYAZAKI WORKSHOP ON INTERNATIONAL ECONOMICSにて報告を行った時のコメントから論文はさらに精選化された。(今年度の業績に関しては、同タイトルの研究があるが、内容は各回で少しずつではあるがコメントを踏まえて改訂を行った。) 同時進行で、別の英文査読誌への投稿を行った。結果は、不採択ではあるが、エディターからはレフェリーのコメントを見て再投稿するようにとのコメントを得た。分析そのものではなく、分析に至るモチベーションについてのコメントが中心出るが、そのための予備的な分析を加えること及びモチベーションにつながる現実問題のサーベイを加えるなどの作業を行っている。 別に、距離を考慮に入れた関税政策と環境税政策に関する研究に関しても継続して行った。具体的な分析を加える作業は行わず、先行研究との違いを明確に記述することに注力を行った。 これに加えて、補助金事業に関連し、フェアトレードについての研究にも従事した。この研究においては、ベトナムに赴き現地統計局の職員などからの調査結果の収集作業を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
レフェリーへのコメントがどのレベルを求めているのかについての検討も踏まえ、一部分析を加えたため、再投稿への時間が必要となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2本の論文を同時進行中ではあるが、それぞれ年度初め(可能な限り4月中)に投稿する。その結果、レフェリーからのコメントに従い、論文の掲載につながるように改訂を行う。
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Causes of Carryover |
本来、本研究は3年計画において毎年の国際学会への参加を前提としていた。ただし、コロナ禍による国際学会のオンライン化によって出張旅費とそれに伴う研究の進捗に遅れが生じた。 今年度は、本研究につながる追加的な学術的な見地を深めることを目的とした旅費と、投稿に向けた支出(英文校正は投稿料)への支出を予定している。
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