2022 Fiscal Year Research-status Report
医療技術専門人材の現場学習を通じた専門性の醸成過程と育成支援要因の考察
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21K01645
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Research Institution | Kindai University |
Principal Investigator |
谷口 智彦 近畿大学, 経営学部, 教授 (70581164)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 医療技術専門人材 / 現場学習 / キャリア |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、医療技術専門人材の現場等の文脈からの学習(現場学習)と医療技術に関する専門性がどのように統合されるのかを明らかにするとともに、後進の指導育成のための支援要因を究明することを目的としている。令和4年度(2022年度)では、前年度に実施した先行研究の整理および収集したアンケート調査票の入力データの分析をもとに論文の投稿を行った(谷口智彦(2022)「救急救命士における上司のコーチング行動の影響」商経学叢第69巻第2号、pp.37-48。2022年12月)。 加えて、令和4年度(2022年度)前半には、280名を超える救急救命士を対象とした新たなアンケート調査を実施した。本アンケートでは、職業的アイデンティティ、職業およびキャリアコミットメント、職業的自尊心など職業的価値観に関する項目、またコーチング行動などの支援要因の項目、さらにキャリア成功や職務満足、組織コミットメントなどの成果変数も含めてを尋ねており、本研究全体の目的に合致した内容となっている。 なお、令和4年度(2022年度)後半では、実施したアンケート調査についてのデータ入力と整理を行い、分析ができる状態に進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和4年度(2022年度)では、前年度に実施した先行研究の整理および収集したアンケート調査票の入力データの分析をもとに論文の投稿を行うことができた(谷口智彦(2022)「救急救命士における上司のコーチング行動の影響」商経学叢第69巻第2号、pp.37-48。2022年12月)。 また合わせて令和4年度(2022年度)前半には、280名を超える救急救命士を対象とした新たなアンケート調査を実施することができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度(2022年度)前半に収集したアンケート調査データの分析を進め、研究の最終年度としての成果を出す。
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Causes of Carryover |
次年度使用額が生じた理由として、すでに実施したアンケート調査の分析や整理、また発表や投稿などに伴う費用のズレが原因である。今後学会での発表に向けた準備を進めていくため、次年度使用額と当該年度以降分の助成金は学会発表の旅費および投稿に関わる諸費用、またさらに追加のアンケート調査に向けた文献収集や分析の費用にあてる予定である。
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Research Products
(1 results)