2022 Fiscal Year Research-status Report
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21K01693
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
松尾 睦 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (20268593)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 学習志向 / 実践共同体 / ロールモデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、個人の学習志向を規定する要因を明らかにすることにある。2022年度は、以下の2つの論文を執筆し、海外ジャーナルに掲載することができた。第1に、看護師を対象とした質問紙調査データを共分散構造分析によって分析したところ、実践共同体が看護師の学習志向を通して、知識共有を促し、知識の秘匿を抑制することが明らかになった。この研究をまとめた論文は、Journal of Knowledge Management(Impact factor = 8.68)に掲載された。第2に、医療プロフェッショナルを対象した質問紙調査データを共分散構造分析によって分析したところ、ロールモデルのプロアクティブ行動がロールモデルの学習志向を媒介して、医療プロフェッショナルの学習志向が高まり、その結果プロアクティブ行動が促進されることが明らかになった。この研究をまとめた論文はPersonnel Review(Impact factor = 3.22)に掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新たな質問紙調査を実施し、現在分析中であり、海外ジャーナルに投稿予定であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
Journal of Knowledge Managementに掲載した論文を拡張し、実践共同体が成員の学習志向に与える影響を質的・量的に分析する予定である。
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