2021 Fiscal Year Research-status Report
Research on micro-macro relations in strategy orientation
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21K01695
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Research Institution | Yamagata University |
Principal Investigator |
柴田 聡 山形大学, 人文社会科学部, 准教授 (20609250)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 経営学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、戦略志向性がおよぼす、企業行動への影響を中心に、企業レベルのマクロな適応行動とプロジェクトレベル・従業員レベルでのミクロな適応行動それぞれのリンケージについての数量的な評価方法の開発を行う。現在組織論では組織全体のレベルを分析するマクロ組織論と従業員に焦点を当てたミクロ組織論に大別される。一方で、組織における企業レベル-従業員レベルを同時に分析し、ミクローマクロの関係を分析することは必ずしも十分に行われておらず長年課題となっていた。これについて。しかし、組織の動的側面である適合行動についてのミクロ-マクロ関係を考慮した上での分析手法は開発されておらず課題として残されている。この方法を開発することを本研究の目的とする。 本年度では、所持しているデータの分析と新しく実施するアンケート調査の再設計を行った。本年度中に論文の投稿はできなかったもののアンケート設計において一定の成果が得られた。本年度えられた分析結果に基づき、国内・国外の研究会・学会大会などで研究発表を行い、そこでの議論を踏まえて研究成果をまとめ、学術誌に投稿する。さらに、現在未利用となっているデータを元にした分析をさらに推進する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
論文の査読から当初計画していたアンケートデータ収集法ではjournalへの掲載に困難が伴うと考えられるため調査設計を1から見直しすることになった。そのため調査に遅れが出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
再設計したアンケートについて、共同研究者とのディスカッションの上でブラッシュアップを行い。今年度の早い段階で調査を実施する。
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Causes of Carryover |
予算計画の大部分を占めるアンケート調査の実施を次年度に繰り越したため、大幅な差異が出ている。また、コロナウィルス対応のため学会参加や打ち合わせといった予算が執行でできなかったためここでも差異がでている。差異の部分については本年度おこなう調査実施によって解消する予定である。
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