2021 Fiscal Year Research-status Report
職務特性・組織文化がフォロワーシップ行動および組織有効性に与える影響
Project/Area Number |
21K01708
|
Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
石橋 貞人 明星大学, 経営学部, 教授 (40542056)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | フォロワーシップ / 職務特性 / 組織文化 / 構造方程式モデリング |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、組織の職務特性・組織文化がフォロワーシップを媒介変数としてどのような組織特性につながるか、その関連性について明らかにする。 本年度においては、以下の研究実績がある。 ①フォロワーシップ、規定要因、有効性の各概念に関するデータ収集:フォロワーシップ尺度研究や規定要因、組織有効性の諸概念について文献調査を行った。 ②フォロワーシップ、規定要因、有効性についての質問票作成、実施:実証検証を行うための質問紙調査を実施し、職種・年齢等の属性がランダムな10,000人の調査を実施し、集計、解析用データベースを作成した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
質問紙調査については前倒し実施を行い、すでに解析用データベースの作成まで終了している
|
Strategy for Future Research Activity |
①因果関係についての実証検証:前述の調査データを使用し、職務特性が職務満足を伴うフォロワーシップに与える影響モデル、職業性ストレスモデルを援用した職務特性が職務満足を伴うフォロワーシップに与える影響モデル、組織文化が職務満足を伴うフォロワーシップに与える影響モデルの3つの構造方程式モデルを明示し、モデルの有効性を確認する実証検証を行なう ②研究成果について日本経営システム学会、日本経営工学会等への学会報告を行う
|
Causes of Carryover |
翌年度分で予定していた質問紙調査を前倒し実施したのに伴い、前倒し請求を行った
|