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2022 Fiscal Year Research-status Report

Study on diffusion of electronic commerce in ASEAN: comparative analysis before and after the COVID-19 pandemic

Research Project

Project/Area Number 21K01734
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

角埜 恭央  立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 教授 (20376817)

Project Period (FY) 2021-04-01 – 2025-03-31
Keywords技術普及 / EC / ASEAN / コロナ禍 / 統計分析
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、コロナ禍により加速した東南アジア諸国連合(ASEAN)における電子商取引(EC)市場において、消費者の行動変容がどのように新常態を形成するかについて、技術普及の観点からコロナ禍前後の変化を分析し考察することである。研究対象をコロナ禍前に調査・研究したタイ・ベトナム・インドネシアとし、第1に、各国のEC促進・抑制要因を抽出してコロナ禍前後の要因間の因果構造について比較分析を行う。第2に、各国の政治・経済・社会・技術インフラおよびコロナ禍対策等の状況を理解したうえで多国間比較分析を行う。これらの分析結果に基づき、ASEAN・ECの新常態に関する理論的貢献、我国産業のASEAN展開への示唆等の実践的貢献を目指す。
本年度は、第1の目的であるEC促進・抑制要因について、昨年度に査読付き学術論文として公表したコロナ禍前のインドネシアとコロナ禍前中のタイに関する分析結果、および先行文献を精査して構造モデル・測定モデルの検討を進展させた。その結果をふまえ、中国の電気自動車やスマートシティ等に関する学会発表を行った。
第2の目的である多国間比較分析の準備として、タイ・ベトナムではコロナ禍以降初めて現地調査やインタビューを実施するとともに、EC関連、および文化的背景やコロナ対策等の情報について、現地の調査会社やJETROなどから収集した。また、AIS、 ML/TIIM、経営情報学会、人工知能学会など、国内外の経営学関連学会において、ECやASEAN、およびIT全般、研究方法論などの最新研究に関する情報収集を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

コロナ禍において予め想定していた研究計画を以下の通り実施した。
まず、ECの促進・抑制要因について、昨年度に査読付き学術論文として発表したコロナ禍前のインドネシアとコロナ禍前中のタイに関する分析結果、および先行文献を精査して構造モデル・測定モデルの検討を進展させ、現地での定量調査の準備を進めた。また、中国の電気自動車やスマートシティ等に関する学会発表を行い、想定しているモデルの検証を行った。
つぎに、多国間比較分析の準備として、タイ・ベトナムではコロナ禍以降初めて現地調査やインタビューを実施した。また、EC関連、および文化的背景やコロナ対策等の情報について、現地のJETROや調査会社などから収集した。さらに、AIS、 ML/TIIM、経営情報学会、人工知能学会など、国内外の経営学関連学会において、ECやASEAN、およびIT全般、研究方法論などの最新研究に関する情報収集を行った。

Strategy for Future Research Activity

まず、EC促進・抑制要因の構造分析については、技術普及の理論枠組みなどに関する先行研究の精査を継続しつつ、各国のコロナ禍の収束状況をふまえて、現地調査を実施し定量分析の準備を進める。
つぎに、多国間比較分析については引き続き、ASEAN諸国に関するEC関連、および文化的背景やコロナ対策等の情報について、現地のJETROや調査会社などから収集する。また、国内外の経営学関連学会において、ECやASEAN、およびIT全般、研究方法論などの最新研究に関する情報収集を行う。

Causes of Carryover

コロナ禍によりASEANでのアンケート調査を延期した。コロナ禍の収束状況をふまえて、現地調査および定量分析を進めていく。

  • Research Products

    (4 results)

All 2023

All Presentation (4 results)

  • [Presentation] 中国のスマートシティサービスにおけるユーザー 満足度への影響要因に関する研究2023

    • Author(s)
      ヤン ヤン、角埜 恭央
    • Organizer
      人工知能学会 ビジネス・インフォマティクス研究会
  • [Presentation] SNSが中国ブランドの電気自動車購買者に与える 影響に関する研究2023

    • Author(s)
      リ ケイエン、角埜 恭央
    • Organizer
      人工知能学会 ビジネス・インフォマティクス研究会
  • [Presentation] 日系電気自動車のスマートコックピットが中国消費者の購入意欲に与える影響2023

    • Author(s)
      高 力、角埜 恭央
    • Organizer
      人工知能学会 ビジネス・インフォマティクス研究会
  • [Presentation] 太陽風力ハイブリッド発電システム導入によるイノベーション普及効果予測2023

    • Author(s)
      ヨウ ホウ、角埜 恭央
    • Organizer
      人工知能学会 ビジネス・インフォマティクス研究会

URL: 

Published: 2023-12-25  

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