2021 Fiscal Year Research-status Report
Next generation operations management system for sustainable supply chain
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21K01760
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Research Institution | Tokyo University of Marine Science and Technology |
Principal Investigator |
麻生 敏正 東京海洋大学, 学術研究院, 准教授 (90636630)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 業務管理 / 作業計測 / 物流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、申請者が開発した作業計測手法をトラックドライバの荷役業務に適用した際の計測精度評価と、これを活用した「次世代業務管理システム」の開発である。 本申請を通して、物流企業でのべ100人以上の荷役作業の計測を目標としていたが、本年だけで、100名以上の計測を実施できた。 これに加え、業務管理システムをクラウドサーバ上に構築できた さらに、この知見について学会発表を行った。その結果、電子情報通信学会において2つの賞を受賞した上で、国際会議2通、査読付き論文誌1通の成果を得ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
物流企業の協力のおかげで、3年で計画していた計測を1年で実施できたこと、さらに業務管理システムもクラウドサーバに構築できた。 また、電子情報通信学会において2つの賞を受賞した上で、国際会議2通、査読付き論文誌1通の成果を得ることができたため、今回の研究内容の質も高いといえる。
以上より、進捗も早く、学術的な成果も得られており、上記の評価とした。
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Strategy for Future Research Activity |
2年目以降も上記活動を継続しつつ、次世代業務管理システムの改良を行っていく。特に、今後は機械化やパレット化等のモデル化を行う。3年目より、物流企業と荷主企業の担当者にそれぞれ、次世代業務管理システムに関するアンケート調査をし、現場の要望に基づく改良と、この有効性評価を行う。
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Causes of Carryover |
本研究はフィールドワークを中心としており、該当年度は実験のための旅行が特に制限を受けたため、次年度使用額が生じた。 今年度は、コロナ感染者数を見ながら、企業担当者と相談し、作業計測を可能な範囲で実施していく。
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Research Products
(6 results)