2021 Fiscal Year Research-status Report
災害避難家族受け入れ親族のメンタルヘルス調査と心理的支援ガイドラインの作成
Project/Area Number |
21K01949
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Research Institution | Kanagawa University of Human Services |
Principal Investigator |
生田 倫子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 准教授 (10386386)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
兪 キョン蘭 宮城学院女子大学, 教育学部, 准教授 (00802133)
浅井 継悟 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40776655)
若島 孔文 東北大学, 教育学研究科, 教授 (60350352)
狩野 真理 関西医療大学, 保健看護学部, 講師 (70883388)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 被災者受け入れ支援 / メンタルヘルス / 災害支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、災害避難者を受け入れた親せき家族におけるメンタルヘルス問題の実態を明らかにするため、受け入れ家族が感じるストレス要因と、ストレスを軽減することができる行動様式や社会的サポートについて調査し、ガイドラインの作成を行うことである。 当該年度の研究計画としては、①東日本大震災時調査データの再分析、②新規調査のための広報を行うことが想定されていた。 ①においては、調査データの質的分析について、各データの音声データをもとに会話プロトコルについて暗号化を行い、かつ各プロトコルについて正確なトランスクリプト(テキストデータへの書き出し)を行っている。各データはそれぞれ2時間ほどに及ぶため、書き起こしデータも膨大になり、時間もかかるが現在6事例分が完了している。 ②については新規調査のための広報について、家族カウンセリング協会に協力を依頼し、被災者家族/被災者受け入れ家族という講演テーマにて、当該テーマの研修を行うなどを中心に5回にわたり広報を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当該年度の研究計画としては、①東日本大震災時調査データの再分析、②新規調査のための広報を行うことが想定されていた。 ①においては、調査データの質的分析について、各データの音声データをもとに会話プロトコルについて暗号化を行い、かつ各プロトコルについて正確なトランスクリプト(テキストデータへの書き出し)を行っている。各データはそれぞれ2時間ほどに及ぶため、書き起こしデータも膨大になり、時間もかかるが現在6事例分が完了している。 ②については新規調査のための広報について、家族カウンセリング協会のご協力により被災者家族/被災者受け入れ家族の支援という当該テーマの研修を行うなど5回にわたり広報を行った。ただ、やはりコロナ禍によりなかなか被災地に行く機会が少なかった。現在HPの作成も業者に依頼中である。
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Strategy for Future Research Activity |
今現在コロナ禍が落ち着いているため、打ち合わせ等を適宜行い進捗を調整していく。また、
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Causes of Carryover |
音声データのトランスクリプト記録等は情報守秘に配慮し研究室外への持ち出しを行わないが、コロナ禍により大学院生などのアルバイトが雇えなかった。現在落ち着き解除になったため、令和4年度に持ち越す予定である。 仙台や福島での研究協力者広報ができず、オンラインに基づく研修での広報等になってしまったが、令和4年において積極的にデータ収集を行う予定である。
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