2022 Fiscal Year Research-status Report
緩和ケア・終末期医療における在宅療養中のがん患者と家族による意思決定過程の検証
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21K01971
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
上白木 悦子 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (90551127)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 緩和ケア / 終末期医療 / ソーシャルワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
意思の確認ができない患者の終末期医療において、医療ソーシャルワーカーの調整・支援役割は、極めて重要である。しかし臨床現場の医療ソーシャルワーカーは、役割葛藤などに苛まれ至適な調整・支援の役割遂行に逡巡している。医療ソーシャルワーカーが調整・支援という役割を適切に遂行するために、臨床現場での調整・支援のあり方を再構築することが喫緊の課題である。 そのため本研究では、臨床現場での医療ソーシャルワーカーの調整・支援に対する患者・家族による評価を調査・検証する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
患者およびその家族に対して、インタビュー調査の依頼を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
患者およびその家族に対して、インタビュー調査を実施する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の影響により、実施できなかった調査に係る費用につき、次年度使用が生じた。今後は感染状況を鑑みながら、また感染防止対策を講じながら、調査を実施する。
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