2023 Fiscal Year Research-status Report
介護役割を担う家族の多様化に適応する介護保障システムに関する総合的研究
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21K02017
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
宮本 恭子 島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 教授 (50709128)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 家族介護 / 介護保険 |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度においては、(1)超高齢・人口減少社会において変容する家族介護の実態を明らかにした。(2)家族において誰が誰を介護しているのかを明らかにし,その介護状況と介護保険サービスの利用状況の関連を明らかにした。(3)日本とドイツにおける介護人材政策のあり方を比較・分析を行った。以上より、日本の介護保障システムの将来のあり方を探求した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
日本とドイツ及び韓国における介護人材政策のあり方を比較・分析を行うこと、また、ドイツ家族介護負担軽減プログラムを分析し、その日本への導入可能性を検証する予定であったが、ドイツのヒアリングの受け入れ先団体の調査依頼者の体調不良により、受け入れが2024年度に延長になった。ドイツの文献調査は順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
日本とドイツ及び韓国における介護人材政策のあり方を比較・分析を行い、ドイツ家族介護負担軽減プログラムを分析し、その日本への導入可能性を検証するために、ドイツのヒアリングの受け入れ先団体へ再度受け入れを行い、調査依頼を行うとともに、政府の関係機関も紹介してもらう予定である。これらの事前調整を行い、24年8月にドイツで現地調査を行なう予定である。
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Causes of Carryover |
ヤングケアラー実態調査の二次分析のために委託費の支出が生じたため、次年度使用額が生じた。
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