2023 Fiscal Year Research-status Report
Development of Dietary Imbalance Evaluation and Nutrition Support Programs for Children with Developmental Disorder by Urinalyses of Nutritional Biomarkers
Project/Area Number |
21K02160
|
Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
森 真理 東京慈恵会医科大学, 医学部, 非常勤講師 (70399343)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菅野 和恵 東海大学, 健康学部, 教授 (80375451) [Withdrawn]
来田 宣幸 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (50452371)
吉田 博 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (30333529)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 栄養評価 / 発達障害児 / 食育フォロー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は採択後から、コロナウィルスの影響があり、全体的に研究の実施が遅れていた。また、実施対応が対面から遠隔に変更された理由により、倫理審査の遅れなども重りて、本格的な研究実施が本年度からとなった。 各協力機関への研究説明会を実施し、14施設の協力が得られることとなった。それぞれの施設で参加人数の確認や必要資料の配布などについては、約200人であった。採尿の結果の説明は、保護者1名あたり30分の時間をかけて個別に遠隔で対応し、その際、日ごろの偏食についての質問などのアドバイスも行った。3月末までに、全ての参加者への説明が行えておらず、次年度も継続して対応することとなっている。以上のようなことから、全体的に予定より遅れてしまった。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナの影響により今年度も大幅に遅れていたが、発達障害児の偏食の改善に関心の高い施設などのリクルートに勤め、関係協力機関を獲得することができた。最終的にサンプル回収を遠隔実施を希望される施設も多く、研究方法の内容変更など倫理的な対応を行う必要があったため、参加希望者への説明会の開催が遅れてしまったことが理由となる
|
Strategy for Future Research Activity |
協力施設への呼びかけも継続し、小児科クリニックの協力も得ることが出来た。今年度はサンプル回収もスムーズに進められる予定である。本研究の当初の予定通り、偏食の程度や尿中栄養バイオマーカーとの関連など、ある程度、データ数が集まれば統計解析を行い、アンケートから得られる食習慣との関係性なども合わせて、現状把握が可能になると思われる。
|
Causes of Carryover |
研究の開始が遅れていたためサンプル回収が大幅に遅れている。本年度は残り200サンプルの採尿キット代、サンプル郵送費や雑費、研究代表者が協力施設へ移動する交通費や学会発表に伴う諸経費などで全ての予算は使用する予定となっている。
|
Research Products
(6 results)