2023 Fiscal Year Research-status Report
Construction of the curriculum model of the learning to treat the region in the elementary schools
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21K02161
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Research Institution | Tokoha University |
Principal Investigator |
富永 弥生 常葉大学, 教育学部, 准教授 (60734259)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 小学校家庭科 / 地域 / カリキュラム / 教科横断 |
Outline of Annual Research Achievements |
家庭科の導入となる小学校家庭科では、既習となる生活科及び社会科からの系統的な学びとなるように教科を横断する必要があるのではないか。紺研究は、小学校教育課程の実態を明らかにし、小学校における地域に関連するカリキュラムモデルを構築することを目的とする。 2021年度には、教員向け質問紙調査(小学校家庭科主任対象)と児童向け質問紙調査(小学校6年生児童対象)の内容検討を行い、実施準備を整えた。2つの調査は2022年度に実施を予定していたが、児童向け質問紙調査は実施時期を早め、2022年2月~3月に実施した。 2022年度には、教員向け質問紙調査(小学校家庭科主任対象)を実施した。教員夏季研修会の参加者に調査依頼をしたが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、一部の研修会は実施されず、実施された研修会でも参加者数を少数に制限しての実施となった。そのため、調査を依頼で来た人数は、本研究の研究計画時よりも少数となった。 2023年度には、これまでに実施した調査の結果を分析し、関連する学会で研究の成果を発表した。加えて、日本以外の国での地域と学校の関わりを視察した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度に実施した教員向け質問紙調査の回答数が少なくなったため、2022年度実施の調査結果をふまえた追加調査の実施準備をしている。 本研究の成果を学会発表等で発信していくことについて、遅れている状況にある。
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Strategy for Future Research Activity |
2024年度には、これまでに実施した調査の結果をもとに、研究の成果を関連する学会で発表する。加えて、追加調査の実施や小学校衣おける地域に関連する学習のカリキュラムモデルの検討を進める。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルス感染症の影響で出張に制限があったことから、2021年度・2022年度ともに当初計画していた旅費の執行に至らなかった。 2023年度には諸々の制限が緩和され、出張ができた。2024年度にも継続して学会に赴くことや専門的な知識の提供者との打ち合わせ等を遂行していく予定である。
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