2022 Fiscal Year Research-status Report
教員人事評価制度改善のための東アジア国際比較共同開発研究
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21K02230
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Research Institution | Fukuyama Heisei University |
Principal Investigator |
古賀 一博 福山平成大学, 福祉健康学部, 教授 (70170214)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 教員評価 / 東アジア / モンゴル / 比較研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年間のコロナ禍の中、特に令和四年度は海外渡航も幾分緩和されたこともあり、ようやく当初の研究計画に沿った活動を開始することができた。 手始めに、モンゴル国への訪問調査を令和4年9月に実施し、現地でのインタビュー調査、学校訪問、関係資料の入手、共同研究者との打ち合わせを行なった。大変実りの多い訪問調査となったと考えている。 研究成果としては、令和4年12月に西日本教育行政学会第44回大会において、その成果の一部を報告し、併せて当該学会誌への論文を掲載することができた(「モンゴル国における教員評価制度の成立と展開ー「2007年決定」から「2013年決定」までー」)。加えて、令和5年5月には、西日本教育行政学会第45回大会に向けて続報を報告すべく、目下その準備中である。 全体としては、やはりコロナ禍の影響は少なからず残っており、当初の研究計画よりは遅れているものの、今後鋭意努力してその遅れを取り戻したい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前述の通り、コロナ禍の影響は無視しがたく、最初の2年間はほとんど海外渡航が困難な状況で、研究の進捗は大幅に遅れていた。しかし、昨年より、渡航緩和の措置が講じられるようになり、ようやく研究計画に沿った活動を開始することができるようになってきた。それゆえ、令和四年単年度の研究は、予定通りに進んだと評価できるものの、全体としての研究計画においては、いまだ遅れている部分もあり、結果として「やや遅れている」という総体評価となる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、これまでの遅れを取り戻すべく、残りの研究対象国への訪問調査を敢行し、計画に沿った作業を急ぎたい。現地の研究協力者とは随時連絡を取り合っており、夏季休暇及び冬季休暇を利用した渡航計画を立案中である。一点懸念すべきは、最近の中国政府の外国人対応であり、純粋に研究調査目的とはいえ、どこまで真実に肉薄した情報を得ることができるか、また、得たとしてそれを国外へ持ち出すことができるかどうか、拘束されないかといった不安はある。杞憂に終わることを祈るばかりである。
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Causes of Carryover |
前述の通り、コロナ禍の影響により海外渡航が予定通り行えなかったことが最大の要因である。本年度以降、この未渡航分も含み計画通りの研究活動を推進し、規定の予算消化に努めたい。
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