2023 Fiscal Year Annual Research Report
How did those who did not complete compulsory education fill the gap?
Project/Area Number |
21K02303
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
碓井 健寛 創価大学, 経済学部, 教授 (80364222)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近貞 美津子 創価大学, 経済学部, 准教授 (60546365)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 国勢調査 / 義務教育未修了者 / 夜間中学 / パネルデータ / 質的調査 / インタビュー / 漁村 |
Outline of Annual Research Achievements |
第1の研究目的の質的調査について説明します。岡山県内で昭和20年半ばごろ実施の不就学・長欠児童対策の存在を初めて特定し、倉敷市下津井地区での調査を2023年10月と11月に実施しました。今後、調査内容を『倉敷と歴史』に投稿予定です。第2の研究目的である量的調査のデータベースも完成しました。またデータベースを用いた分析も完了しました。その研究成果として英国の国際学術誌である<a href="https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/02601370.2024.2324830">International Journal of Lifelong Education</a>に採択されました。さらに研究成果のプレスリリースを行いました。<a href="https://researchmap.jp/press_releases/press_releases/view/633014/5d7418b32a109656cd67018b3f28b275?frame_id=1601185">Researchmap</a>および、<a href="https://researchmap.jp/press_releases/press_releases_files/download/633014/5d7418b32a109656cd67018b3f28b275?frame_id=1601185">創価大学</a>を通じて発表しています。また本プロジェクトで作成したデータベースを活用しました。基礎教育保障学会の国勢調査活用プロジェクトに参画し、全ての都道府県別に義務教育未修了者のレポートを作成しました。論文は次の通りです。添田祥史・碓井健寛・江口怜・棚田洋平・横関理恵(2024)「国勢調査活用プロジェクト 都道府県レポートの趣旨と実施計画」基礎教育保障学研究, 8, 近刊.
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