2021 Fiscal Year Research-status Report
保育者における専門職アイデンティティの測定と保育職継続に対する縦断的予測
Project/Area Number |
21K02402
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
松田 侑子 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (10598717)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
濱田 祥子 比治山大学, 現代文化学部, 講師 (20638358)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 保育者 / 専門職アイデンティティ / 縦断 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度においては,web調査に関する準備を主に行った。本研究計画の中核は,年度をまたいだ縦断調査であり,委託先の調査会社担当者との間で,調査の規模や実施の間隔等を綿密に話し合った。 現時点では,4回の調査を検討しており,以降は取得されたデータ数を考慮しながら,柔軟に対応していくこととしている。また,調査項目は確定させており,第1回目の回収目標人数も決定している。第1回の調査は2022年5月の予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データの回収予想や縦断調査における脱落を考慮し,当初計された調査スケジュールを調整する必要が生じた。しかし,全体的な調査実施計画には大きな支障はない。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度においては,調査を2回実施する予定であり,専門職アイデンティティ尺度に関する基礎資料を収集し,2時点比較による短期的変化を捉えることが可能となる。速やかに分析を進め,学会発表・論文発表を通じた成果報告を行うこととする。 また,取得したデータに応じて,今後の調査に関しては適宜検討していく予定である。
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Causes of Carryover |
2021年度は,調査時期を調整した結果,年度中のweb調査の実施を見合わせることとした。基本的には共同研究者や委託先の調査会社担当者とのオンラインによる打ち合わせを行ったため,支出は生じなかった。2022年度中には,2回のweb調査を行うこととしており,5月中,11月中に実施予定である。
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