2022 Fiscal Year Research-status Report
Development of STREAM learning material and its evaluation
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21K02494
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
長松 正康 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (00218025)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川田 和男 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (10300633)
鈴木 裕之 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (90284158)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 教育評価 / STEM / STEAM / 探究的学習 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、技術・情報が深く関与する現代社会の課題解決能力育成を目的として学習評価の方法と学び方、教材を検討する。本年度は(1)中学校技術科における調べ学習を主な対象とした探究的な学びへの導入的題材としてエネルギー利用に関する「調べ学習」を内容とした実践を行った。さらに(2)小中学生を対象とした探究的学びの実践例として小学生から中学生を選抜して実施される育成事業について、広島大学における実践例を対象とした評価の検討を行った。 (1)に関し、探究的な学びでは特定の知識技能の獲得が主目的でなく、探究的な学習のプロセスに沿ってペーパーテストのみに依拠しない多くの情報源からの評価材の収集が大きな課題となる。「研究成果」の新規性・価値が評価観点として用いられるが、指導者の関与と、本人の能力の伸長がどの程度伴っているかの切り分けが課題である。そこで、学習者が自ら目標設定すなわち最上位レベルの評価・評定項目の設定に関与させることによるシングルポイントルーブリックを取り上げて実践を行なった。その結果、探究的学習においては大まかな評価項目に加え学習者自身が最上位のゴールとその評価の設定に関与させることの有効性を確認することができ、今後これに関連するシンプトムの収集などの有用性を確認できた。報告[1]沼田、川田、鈴木、長松(2022)学習者の主体的関知を促す評価の研究 次に、わが国の科学技術、産業を牽引する人材育成を目的として実施される育成事業を想定した評価項目に関して米国事例を参考として調査を行った結果、優れた分析や推論能力など一般的な思考能力に加えて、「知識基盤が広い、リソースを求めようとする」「効率の良い記憶」「知識を新たな状況に外挿する」等多項目にわたるシンプトム特徴リストの選別を実施した。[2]長松、鈴木、川田(2022)広島ものづくり革新的イノベーション未来科学者リーダー育成プログラム
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
以下のような状況であり概ね順調に進んでいる。 ・STEM、STEAMを含む探究的な学びで主に用いられるルーブリック評価における主体的関与を 引き出す方策について試行的実践を行い次のステップに向けた示唆を得た。 ・探究的な学びにおけるシンプトム候補の抽出と絞り込みを実施した。
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Strategy for Future Research Activity |
現時点までに得られた成果について中学校技術科や高校情報科を対象として具体的実践題材に即した形で評価を実施することにより、(1)題材に即した具体的な評価項目事例の収集と分類・分析を行う。(2)探究的な学びに関するシンプトムの蓄積を継続する。
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Research Products
(2 results)