2022 Fiscal Year Research-status Report
大学における知的障害者の生涯学習の保障およびその継続に関する研究
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21K02725
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
京 俊輔 島根大学, 学術研究院人間科学系, 准教授 (60441127)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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Keywords | 知的障がい / 生涯教育 / オープンカレッジ |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、研究1「大学が取り組むオープンカレッジの意義及び目的の整理(資料調査)」および研究2「継続および連携に向けた課題抽出に関する研究」に取り組んだ。 研究1は、全国オープンカレッジ研究協議会誌『オープンカレッジ研究』第1号-第12号(休刊)ならびに『全国障がい者生涯学習支援研究』第1号-第7号を用いて整理を試みている。研究の成果は2023年度中にを公表する予定である。研究2の成果の一部は、第6回全国障がい者生涯学習支援研究集会にて報告し、『全国障がい者生涯学習支援研究』第7号にて発表している。またジアース教育新社『教育通信』(2022年6月13日号)、日本障害者リハビリテーション協会『新ノーマライゼーション』(2023年2月号)にて本研究に関連する取り組みが取り上げられた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度は、2021年度に引き続き学外調査の中止または延期、所属学会全国大会の中止、国内外の出張の制限等、多くの面で新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けた。研究1「大学が取り組むオープンカレッジの意義及び目的の整理(資料調査)」は2022年度中に概ねまとめが終わり、2023年度中に研究成果を公表する予定である。研究2「継続および連携に向けた課題抽出に関する研究」で予定していた学外調査は、コロナ禍の影響もあり当初の予定通り進んでいない。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度も学外調査の中止または延期等、多くの面で新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けたため、当初の予定通りに研究を進めることができなかった。 一方で、本研究の中核をなす、島根大学で取り組んできた「知的に障がいのある人のオープンカレッジin松江」は、規模を縮小したものの開催することができた。2023年度以降は、調査も再開できる見通しであることから、県外に足を運び、美作大学、日本福祉大学、静岡大学等での調査に注力したいと考えている。
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Causes of Carryover |
コロナ禍ということもあり、学外調査の実施等ができなかった。2023年度は制限が緩和される予定であることから、学外調査にも力を入れていく。
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