2022 Fiscal Year Research-status Report
小児看護領域におけるオンライン授業導入による看護学実習の実態と効果の検証
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21K02748
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Research Institution | Yamanashi Prefectural University |
Principal Investigator |
芳賀 了 山梨県立大学, 看護学部, 助教 (20883903)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 克明 武蔵野大学, 響学開発センター, 教授 (90206467)
山田 光子 山梨県立大学, 看護学部, 特任教授 (10293474)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 小児看護学実習 / オンライン授業 / ハイブリッド授業 / インストラクショナルデザイン |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、前年度に行った小児看護領域におけるオンライン授業導入による看護学実習の実態についての文献レビューをもとに、その分析結果を学会で発表した。 分析対象の論文は、8月までに医学中央雑誌にて検索された15件である。 分析の結果、オンライン・学内・ハイブリッド実習における6つの工夫点【対象理解の方法】【実習目標の検討】【場のイメージ化】【看護師の役割理解】【倫理的課題学習の方法】【看護技術習得の方法】と、3つの優位性【協同学習の充実による学習の深化】【学習目標や学生のレディネスに合わせた教材・教授設計のしやすさ】【ICT技術を活用した学習の深化】が抽出された。 またこれらの分析をもとに、小児看護学実習における現状と課題を明らかにするべくアンケートによる調査を実施中である。調査対象は、国内の看護基礎教育機関(約1000施設)の小児看護学実習担当者である。今年度はその調査結果をまとめるとともに、新たな小児看護学実習の実習設計について提案していく方針である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度に文献検索を行ったが、該当する論文が少なく、調査を2022年度にも継続したため、分析が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
小児看護学実習における現状と課題を明らかにするべく、2022年度に実施した文献レビューをもとに作成したアンケートによる調査を実施中である。調査対象は、国内の看護基礎教育機関(約1000施設)の小児看護学実習担当者である。今年度はその調査結果をまとめるとともに、新たな小児看護学実習の実習設計について提案していく方針である。
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Causes of Carryover |
アンケートの配送が遅延し、2022年度は配送料が発生しなかったため。 2023年度は、約1000件の配送があり、支出に計上される。
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