2021 Fiscal Year Research-status Report
自然災害のワークショップにおける子どもの心理変化量を測り学習へ生かすツールの開発
Project/Area Number |
21K02784
|
Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
本間 由佳 明星大学, デザイン学部, 准教授 (90764853)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 利之 東京都立大学, 人文科学研究科, 客員教授 (90191288)
|
Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
Keywords | 防災教育 / 気持ちを測る |
Outline of Annual Research Achievements |
ワークショップなど、ある目的を持った学びの場において、その成果を確認する場合、「理解できたか」「学習の役に立ったか」といった点で評価する研究は多く見られる。しかし、「どのような気持ちの変化が起こったか」について評価する研究はあまり行われていない。そのため、刻々と変化する「気持ち」を評価するツールの開発を目指している。 2021年度は、ワークショップの現状や、実施状況など先行研究の調査を行った。さらにはこれまでに自分自身が関わったワークショップについて、分類し再評価を行った。それを元に子どもの変化するイメージ心理量を測り・共有化するために必要な要素を探り、気持ちを評価するツールのプロトタイプの作成に着手している。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2021年度に出産し、産休を取得したため、当初の計画よりも研究が遅れている。 また、子どもを対象としたワークショップの実験などが新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、当初予定した通りに進んでいない。 研究期間を1年延長したため、スケジュールを見直し、研究が進展するよう努める。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は、気持ちを評価するツールのプロトタイプをブラッシュアップし、実際の現場で使用することを計画している。 しかし、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、当初予定していた子どもを対象とした実験ができない可能性がある。その場合は、専門家会議など別の手立てを考えている。
|
Causes of Carryover |
2021年度に出産し、産休を取得したため、当初の予定通りに研究が進まなかったため。アイトラッキング装置など研究で使用する機材については2022年度に購入予定。
|