2021 Fiscal Year Research-status Report
Project-based Learning based on the Building of xR Learning Materials
Project/Area Number |
21K02786
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Research Institution | Niigata Institute of Technology |
Principal Investigator |
山岸 芳夫 新潟工科大学, 工学部, 教授 (60290087)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 遠隔教育 / xR / 教材作成 / プロジェクト型教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者が所属機関を異動し、それまでに前提となっていた環境が失われたため、研究にかなり遅れが生じている。現在ようやくxR教材作成プロジェクトを立ち上げた段階であり、具体的な実績は特に上がっていない。現状ではプロジェクトのリーダー的な立場となる4年生がインストラクショナルデザインの知識および3Dモデリングツールの使用法などのスキルの修得をほぼ終了しており、2022年度より新たに開始される正課外プロジェクト「xR教材開発プロジェクト」が立ち上がっている。参加希望者は20名ほどであり、いずれも1~3年生となっている。これらのメンバーに指導を行い、教材を開発していくための枠組みは、現在構築中である。今後は4年生がリーダーとなってグループを組織し、3年以下のメンバーたちと共に教材開発を行っていく。これらの成果は学会等で報告し、論文にまとめて投稿する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
申請者が所属機関を移動したことにより、研究室の新規立ち上げが必要になり、また正課外プロジェクト型教育の支援体制、カリキュラムの科目構成など、前所属機関での研究活動における前提が失われたため、その前提からまず再構築する必要があったため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在の所属機関でもようやく正課外プロジェクト活動が「プラスアルファ制度」として公式にサポートされるようになり、本研究もその一端を担っている。研究室も昨年度より5名の所属メンバーが本研究のプロジェクトにおいて指導的な立場となるべくスキルの修得を行っている。今後はこれらのメンバーがリーダーとなって教材開発グループを組織し、メンバーの学生たちにインストラクショナルデザインや3Dモデリング、VR空間構築などのスキルの指導を行いつつ、OJTで教材も並行して開発していく。これらの成果を学会等で報告し、論文にまとめて投稿していく予定である。
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Causes of Carryover |
研究が予定通りに進捗しておらず、学会発表も論文投稿もできなかったため、これらに関連する費用がほとんど発生しなかった。次年度はプロジェクトが実際に稼働するため、初年度分に加え次年度分の経費も必要になると考えられる。また、コロナ禍の状況が若干好転しており、対面での研究交流や学会発表も開催されつつあることから、次年度は旅費も必要になると思われる。
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