2023 Fiscal Year Annual Research Report
Project-based Learning based on the Building of xR Learning Materials
Project/Area Number |
21K02786
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Research Institution | Niigata Institute of Technology |
Principal Investigator |
山岸 芳夫 新潟工科大学, 工学部, 教授 (60290087)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 教育工学 / プロジェクト型教育 / xR / 課外活動 / シミュレーション教材 / 教えあい |
Outline of Annual Research Achievements |
この年度はプロジェクトメンバーが増え、活動が活発になってより多くの教材を制作することができた。具体的には、日本の伝統色とその製法について学ぶ教材、アロマテラピーの手法を学ぶ教材、弓道学習支援システムなどが挙げられる。いずれも教育効果が認められており、学会発表も行っている。また、昨年度に行われた研究を2023年6月にオーストリアのウィーンで行われた国際会議 EdMedia 2013にて発表している。さらにこの年度は既存の教材のUI/UX改善も行い、より有用性を高める研究も行った。これについてはアンケート結果よりUI/UXが実際に改善されたことが明らかになっている。プロジェクトでは当初予定していた先輩から後輩への知識伝達も手法が確立してきており、今後もプロジェクト活動を円滑に行う見通しを付けることができた。 研究機関全体においては2021年度は研究代表者の異動もあり、一からプロジェクトを立ち上げなくてはならず教材の作成はできなかったが、準備期間として体制づくりに注力した。そして2022年度に5教材、2023年度に6教材の合計11教材を開発することが出来た。これらはプロジェクトメンバーの4年生が卒業研究として制作したものだが、それらとは別にプロジェクト内でも他学科、他研究室のメンバーと協力して教材開発を行っている。これについては未だ完成に至っていないが、2024年度内に完成の目処がついている。 今後の課題としては、制作した教材とLMS(学習管理システム)やメタバースとの連携、本研究の成果を公開するWebサイトの制作などが挙げられる。
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