2023 Fiscal Year Annual Research Report
AIを活用した現状把握・未来予測のためのフィードバック型教学支援システムの開発
Project/Area Number |
21K02796
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
東 昭孝 金沢大学, 学術メディア創成センター, 助教 (80513134)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笠原 禎也 金沢大学, 学術メディア創成センター, 教授 (50243051)
堀井 祐介 金沢大学, 数理・データサイエンス・AI教育センター, 教授 (30304041)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | IR / 機械学習 / AI / データ分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題では、学内の様々なシステムのデータを基に機械学習を用いAIを活用して個人を識別して、現在と過去の学生・教員の教育・学習に関する教学データを中心に分析を実施し、その分析結果を基に学生・教員の活動状況、将来の進路予測などを確認出来るシステムを開発し、学内での学習・教育の支援活動に役立てることを目指して研究を進めた。また、個人に対して最新の分析結果を提示することで、常に改善の機会を提示し新しい形の教育・学習支援の実現を探る実証実験を行うことを目的として研究を進めた。 学内で稼働している教務システム・ポータルシステム・学習管理システムのWebClassやMoodle等の学内の各システムから、教育に関わるデータである教学データを中心に分析に関連するデータを選定・加工後、自動でデータをデータウェアハウスに収集し、データ分析を行った。機械学習用の高性能GPUを搭載したパソコンを利用して、収集したデータをもとに様々なパラメタ、重みづけを試しながら、機械学習でデータ分析を行い、その結果をもとに、教育・学習支援システムで分析結果の提示、将来予測の可視化を繰り返し試行を行っている。講義の担当教員や学生にも、そのフィードバックした分析結果の提示の準備を進めている。また、生成系AIの利用も進めており、授業や教育の知識のデータを入力パラメタとしてファインチューニング行い、分析結果をもとに独自の知見を見出せないか試行を繰り返している。
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