2022 Fiscal Year Research-status Report
在宅エンドオブライフケアを支える訪問看護師とケアマネジャーの連携支援モデルの構築
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21K02802
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Research Institution | Aomori University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
小野 恵子 青森県立保健大学, 健康科学部, 准教授 (10339773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内田 陽子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (30375539)
中谷 久恵 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (90280130)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 訪問看護師 / エンドオブライフケア / ケアマネジャー |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、在宅エンドオブライフケアを支える訪問看護師とケアマネジャーの連携に関するアンケート調査用紙を作成した。 予備調査として、A県の訪問看護ステーションの全事業所を対象に、訪問看護ステーションに従事している看護師等の人数、在宅エンドオブライフケアの経験者数、本調査への参加の有無・および本調査への参加人数等の回答を郵送にて依頼した。予備調査の回答は54事業所(郵送返信49事業所とインターネット回答5事業所)であり、回答率は40.0%であった。 有効回答は51事業所であった。その中で、訪問看護師310名が従事していた。常勤は227名で、パートタイムは83名であった。1事業所あたり、平均6.08名の訪問看護師が従事していた。訪問看護師の在宅エンドオブライフケアの経験者は全体で251名(81.0%)であった。一方、訪問看護師以外では、91名が従事していた。常勤は70名で、パートタイムは21名であった。内訳は理学療法士が25名、作業療法士が11名、言語聴覚士が9名、事務が37名、その他が9名であった。1事業所あたり、平均1.78名の訪問看護師意外の従事者がいた。訪問看護師以外の従事者で在宅エンドオブライフケアの経験者は全体で31名(34.1%)であった。 訪問看護ステーションは小さな事業所にも関わらず、在宅エンドオブライフケアを経験している従事者が多くいることがわかった。在宅エンドオブライフケアを支える訪問看護師とケアマネジャーの連携について本調査をする意義は大きい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
アンケート調査用紙を作成し、予定通り、研究倫理審査会の承認を得て、郵送調査の実施に至ったため、「おおむね順調に進展している」とした。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、本調査のアンケート結果を分析し、在宅エンドオブライフケアを支える訪問看護師とケアマネジャーの連携支援についてまとめていく。
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Causes of Carryover |
分析、郵送、投稿等が次年度となるため。
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