2021 Fiscal Year Research-status Report
Programing language elements recommendation system for novice programmers to learn
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21K02862
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Research Institution | The University of Fukuchiyama |
Principal Investigator |
眞鍋 雄貴 (真鍋雄貴) 福知山公立大学, 情報学部, 講師 (20625339)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | ソフトウェア工学 / プログラミング学習 / Q&Aコミュニティサイト / リポジトリマイニング |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は,プログラミング初学者が自らプログラミングを学ぶ際に学習すべきプログラミング言語の要素を推薦する手法の確立に向けた基盤の構築を目的とし,1-a)Q&Aサイトの投稿が,プログラミング言語の要素をカバーして いるかの調査と1-b)入力中のソースコードから変更して得られる候補の作成手法の確立を計画していた.1-a)では予備調査として,Q&Aサイトに投稿された投稿が,プログラミング言語の要素をどの程度カバーしているかを調査すべく,この調査の基盤データとして,Q&Aサイトの一つであるStackOverlowのアーカイブデータの取得と本データを分析する環境構築に取り組んだ.本来であれば,複数の言語の仕様書や,チュートリアルなどを用いて各言語の要素を特定し,その要素がQ&Aサイトの投稿で扱われているかを調査する予定だったが,学内業務が想定をはるかに超えて多忙となってしまい,本研究課題での到達点を明確にするところまでは至らなかった.1-b)に関しては,入力中のソースコードから変更して得られる候補の作成 手法入力中のソースコードを変更して得られるソースコードの候補(変更候補) の集合を得る手法を確立すべく,公開されているオープンソースソ フトウェアプロジェクトにおけるソースコードの変更履歴を収集する元となる,リポジトリホスティングサイトであるGitHub上の リポジトリを大規模に分析する際の基盤であるGHTorrentの使用を検討及び準備については行った.しかし,実際に収集・分析するところまで至らなかった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
大学での業務が計画段階と比べてはるかに多忙となってしまい,研究時間を確保することが出来なかった.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度については,初年度の遅れをとり戻せるように時間の確保などに取り組む.また,研究分担者等を早急に探し,実験が進められる環境を確保することとする.
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Causes of Carryover |
学内業務が想定をはるかに超えて増加したことにより,研究時間を十分に確保できず,物品費を消化できなかった.また,新型コロナに関する学会のオンライン化が頻発し,外部への出張回数が計画より大きく下回り,旅費を消化できなかったため.
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